隣の花子さん

ホラーゲーム・怪談が好きです。 でも自分がプレイするのは平和なゲームばかり… ゲームネタを中心に思ったことを書いていきます。

例え還暦を回っても

前回記事を書いた2014年から現在までの間に、ライトゲーマーの活動域の中心はスマホアプリへ、psは3から4へ、オフラインからオンラインへ、ゲーム業界は目まぐるしく変動を遂げた。

 

私自身も歳をさらに重ね、周りの環境もある程度は変わって行ったが、変わらないことがある。

それはゲームが好きだと言うことである。

 

自分がこの年齢になったら、流石にゲームからは卒業しているだろうと言う未来予想は外したわけであり、

きっとこれは諦めて還暦を過ぎてもゲーム大好きばぁちゃんとして堂々としているべきなのだと開き直った方が良い気がしてきた。

人生で、初めて買ってもらったゲームはなんですか

 

クロックタワー2

クロックタワー2

 

 

忘れもしない、1996年の年末のことでした。

親に初めてゲーム機を買ってもらったんですね。

プレイステーションでした。

母「ソフトも一本だけ買ってあげるよ」

私「わーい」

 

そして選んだのがこれ…。

パッケージが女の子だったから、なんとなくかわいい♪とか思って選んだのでしょうね。

 

もちろん幼き少女心に深いトラウマを残す結果となりました…。

 

その後、ファイナルファンタジー7を購入するまで、プレイステーションは押し入れに封印されることとなったことは言うまでもありません…。

(ネタバレ)マリア-君たちが生まれた理由(わけ)-

 

マリア 君たちが生まれた理由 PlayStation the Best

マリア 君たちが生まれた理由 PlayStation the Best

 

 

上記のゲームソフトをアマゾンで見かけ、あまりの懐かしさにポチ買いしてしまいました(1円だったし…)。

 

タイトルで壮大なネタバレをしていなくもない、そんなゲームなのだが、説明書にあるとおり「多重人格の美少女マリアと、彼女を救いたい青年医師高野の話」です。

マリアちゃんが16歳、医師が26歳という微妙な年齢設定からか、恋愛色はほとんどと言ってない(グッドエンドのラストでマリアが高野への思慕を匂わせる程度)。

基本は(当時にしては)美麗3Dで描かれるサイコサスペンスなサウンドノベル、といったところでしょうか。

 

以下はネタバレ含みます。

 

 

10年以上前は夢中でプレイしたものだが、内容をほぼ忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちでプレイできたと思います。

しかしこの手のゲーム、今やってみると突っ込みどころが満載でした…。

特に高野先生の天然っぷりには脱力でした…。

マリアちゃんのためなら、白昼堂々病院を抜け出し街中を駆け回るところとか…(仕事は?笑)。

そしてなにより、死体を見つけたのに隠蔽した行為は、罪に問われないのだろうか…。

マリアが多重人格になったきっかけとか、開始直後から派手に伏線が散りばめられまくっているから簡単に想像できてしまうのですが、このゲーム最大の謎は、死体の歯型の写真をどうやって撮ったのか!?!?に尽きると思います。(高野は、一度死体を見つけたあと、そっと土をかけて見なかったことにしているのだが、直後のシーンで何故か死体の歯型を照合している。)

などなど。

 

まあ、製作者からは、君のような年増用のゲームじゃねえよ、純真無垢な小中学生でもプレイしやすいように制作してるんだよ、と高らかに宣言されそうですが…。

突っ込みつつも、結局最後までクリアしてしまったのはやっぱりこのゲームの魅力なのでしょうね。負けました!

ちなみにマリアちゃんはかわいい。

昔はグッドエンドに到達するのにいたく苦労した記憶があるのだが、今回はさくさくっと1時間あまりでたどり着いてしまいました。

 

 

大人になるってさみしいなー。